パラッツォパティオルーム

パラッツォパティオルームの位置と眺め

「パティオ」とは、スペイン語で「中庭」の意味です。
その名の通り、1階に位置した部屋で、中庭も付いています。
ホテルミラコスタのヴェネツィアサイドに、このような1階に専用庭が付いた客室があるのをご存じだろうか。
知る人ぞ知る部屋であるパラッツォパティオルームについて、いろいろ解説したいと思います。

パラッツォパティオルームには中庭がある

パラッツォパティオルームにある中庭には出ることができます。
隣りの部屋の中庭との境目は、高木や植木で仕切ってあるだけなんで、 もしお隣さん出て来たら目があることもあるかも。
プライベート感は、少ないかもしれません。

庭にある扉から外の廊下に出たいと思ってしまいますが、残念ながら鍵がかかっており外には出られません。
もしこの廊下を散歩したかったら、テルメ・ヴェネツィアからこの通路にでる入口があるので、行ってみてください。



パラッツォパティオルームの部屋数

パラッツォパティオルームの部屋数は10室しかありません。
1423号室、1425号室、1427号室、1429号室、1431号室、1433号室、1435号室、1437号室、1439号室、1441号室です。
一番奥が1441号室で、ロビーからは一番遠いですが、角部屋のためか、庭に出る扉の他に窓もあります。

パラッツォパティオルームからの眺め

中庭から見える眺めは、スパ&プール「テルメ・ヴェネツィア」の屋外プールという場合がほとんどです。
ただし、パラッツォパティオルームの中には、テルメの屋内プールの壁ビューの部屋もあり、人の好みにもよりますが、はずれ部屋になるかもしれません。
ロビーから近い側の部屋1423、1425、1427は壁ビューですね。
ロビーから遠い1429~1441はプールビューです。

季節によってはきれいな植木の花が庭に置かれます。

屋外プールと庭の間には廊下がありますが、その廊下の上は、藤の花で覆われた自然の屋根になっています。
いわゆる藤棚というやつでしょうか。
4月~5月には見頃を迎えます。





パラッツォパティオルームはエントランスから遠い

パラッツォパティオルームは、1階パーク内エントランスからでしたら エレベーターか階段をで1フロア降りて行かなければならず、 距離的にも一番遠いので、本当に遠い部屋です。
小さい子供や年配の方と一緒に行動する場合は、そのあたりがネックになります。


部屋に辿り着くまでに、長い廊下が続きます。。。


廊下に、ディズニーにまつわる絵があったりして、行く途中に足を止めて眺めるのも良いですよ。

パラッツォパティオルームは静か

パラッツォパティオルームは、パークの音楽は聞こえてこないし、 目の前にある屋外プールも夏しか営業していないので、夏以外は人がいないし、夏でもそんなに人はたくさんいません。
庭の前に廊下がありますが、人通りはありません。
静かにくつろぎたいという人には、良い部屋かと思います。
なんだかミラコスタらしくないというか、異次元にやってきたみたいです。
庭には椅子があるので、そこに座って、のんびりと、ボーとするのも良いですよ。

4人対応部屋ではミラコスタ最安値

ミラコスタにある4人対応部屋の中で、私の知る限り一番安い部屋が、このパラッツォパティオルームです。
トスカーナ・サイドには定員3名の部屋しかなく、4名対応部屋がポルト・パラディーゾ・サイドに集中していることから ヴェネツィア・サイドにあるパラッツォパティオルームが最安値になるわけです。
4人対応部屋といっても、広さは定員3名の部屋と同じ37平米です。
はっきりいって大人4人だと、かなり狭いので覚悟が必要です。
さらに添い寝で子供2名追加となると、もっときついです。

天井が高い

1階だからか、他の部屋よりも天井が高いので、なんとなく広く感じます。
他の階と比べて1mくらい高いのでしょうか、開放感を感じます。
外に出られる窓も上に半円型の窓がついていて、アーチ型の窓のように見えます。

スパ&プール「テルメ・ヴェネツィア」を利用したい

パラッツォパティオルームの目の前が、スパ&プール「テルメ・ヴェネツィア」の屋外プールです。
せっかく、部屋から近くにあるので、ぜひ利用してください。
夏以外の季節でも、屋内の温水プールもあるので、年中利用可能です。
パラッツォパティオルームに泊まるだけでもリゾートな気分なのに、さらにリゾート感が増します。

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