カリブの海賊のセリフを和訳

カリブの海賊セリフ一覧(和訳)

カリブの海賊は、20人乗りのボートに乗って進むアトラクションですが、 自分たちのボートの前後には同じく20人乗りのボートがすぐあります。

いろいろな場面で、ガイコツやデイヴィ・ジョーンズやジャック・スパロウがセリフをしゃべるのですが、 セリフの一部しか聞けません。
けっこうセリフが長いところもあるので、ボートが通過するときには、その一部しか聞けないのです。

正確には、近くを通るときにはよく聞こえるのですが、まだしゃべっているのに、どんどん遠ざかるので聞こえなくなります。
だから、乗るボートにより、聞こえてくるセリフが若干違ってきます。

しかも、序盤のガイコツのセリフは日本語ですが、その後は、ずっと英語のセリフが続きます
ほとんどの人は理解できていないと思います。

もしかしたら全てではないかもしれませんが、 セリフ一覧と、その和訳を紹介します。
どんなことをしゃべっているのか分かったうえで、もう一度カリブの海賊に乗ると、 意味が分からなかったことも分かるようになって面白いですよ。

まさにカリブの海賊は、セリフを読む前と、読んだ後で2倍楽しめるアトラクションなのです。

ガイコツのセリフ(日本語)

お前たちは冒険が好きでこの海賊の海へ来たんだな?
それならここはうってつけだ。
だがぼんやりするんじゃねえぞ。
しっかり掴まってろ。
両方のおててでな。
この先は危険でいっぱいだ。
第一、言うことを聞かねえと、「デイヴィ・ジョーンズ」がタダじゃおかねえよ。

フッハッハッハッハッハッハ・・・!!

やい、てめえ達!今更コースを変えようたって間に合わねぇぜ。
この先の入り江にゃ恐ろしい海賊どもが手ぐすね引いて待ってるぞ。
みんな一塊になって汚ねぇ手を船からだすな!でねぇと海賊どもにぶったぎられるぞ。

俺の言葉を信用しろよ、命あってのものだねという
フッハッハッハッハッハッハ・・・!!

いいな? 気をつけねえと、生きては帰れねえぞ。

洞窟のガイコツのセリフ(日本語)

いいか、気を付けねえと生きては帰れねぇぞ。

お前たちは呪いの言葉なんか恐るに足らんと言うんだな。
フッハッハッハッハッハッハ・・・!!
だが気をつけろ、いつ呪いが襲いかかるか分からんぞ。
この恨みのこもった宝の山を見た以上はな、分かってるな。

デイヴィ・ジョーンズのセリフ(英語-和訳)

Ah, but they do tell tales. So says I, Davy Jones.
(でも奴らは物語を語るぞ。俺様、デイヴィ・ジョーンズがそう言っている。)

If ye be brave or fool enough to face a pirates curse, proceed.
(もしお前らが勇敢、あるいは愚かにも海賊の呪いに立ち向かうのなら、進むがいい。)

Ha! Ha! Ha! Ha! Ha! Ha! Aye, tales there be a plenty in this cursed place…
(はっはっはっはっはっは、そうだな、物語はこの呪われた場所に沢山あるぞ・・・。)

[補足]
デイヴィ・ジョーンズの脅しにたいして、
しきりに、「Dead men tell no tales.(死人に口なし)」と訴える声が聞こええきます。

海賊船のバルボッサ達のセリフ(英語-和訳)

We will never surrender.
(我々は決して降伏しないぞ。)

Get on the broadside!Pound them,lads!Pound them!Ha Ha Ha Ha Ha Ha!
(船べりに登れ!野郎ども、撃て!撃ちまくれ!ハハハハハハッ!)

Barbossa,we’re going to sink your ship!
(バルボッサ、お前の船を沈めるぞ!)

Captain Jack Sparrow…show yourself,you miserable cur!
(キャプテン・ジャック・スパロウ・・・姿を見せろ、惨めな卑怯者が!)

Strike your colors,ya blooming cockroaches!
(降伏して旗を降ろせ、ゴキブリ野郎ども!)

Surrender,Captain Jack Sparrow!
(降伏しろ、キャプテン・ジャック・スパロウ!)

Or,by thunder,we’ll burn this city to the ground!
(さもないと、この町を全焼させるぞ!)

They need a bit persuasion,mateys.Fire at will!
(奴らにはちょっとした説得が必要だな。撃て!)

We’re not afraid of you!
(お前なんか恐れないぞ!)

It’s Captain Jack Sparrow we’re after,and a fortune in gold.
(あれが我々が追っていたキャプテン・ジャック・スパロウと金の財産だぞ。)

Run up your white flag,ya scurvy scum.
(白旗をあげろ、卑劣なクズども。)

Bring me Captain Jack Sparrow,or I’ll be sendin’ya to Davy Jones!
(キャプテン・ジャック・スパロウを差し出せ、さもないとお前たちをデイヴィ・ジョーンズのところへ送るぞ!)

井戸の場面のセリフ

海賊
Pipe the lubber aloft, matey.
(上に引き上げろ!、相棒。)

Where be Captain Jack Sparrow and the treasure, ya bilge rat?
(戯言を言うネズミども!キャプテンジャックスパロウと宝物はどこだ?)

女性
Don’t tell him, Carlos! No, no, no, no!
(言わないで、カルロス! いや、いや、いや、いや!)

海賊
Hahaha, scuttle, ya bilge rat!
(ハハハ、戯言を言うネズミどもは黙ってろ!)

井戸で拷問を受ける男性
No! No! I’ll talk! No! No! No!
(いいえ!いいえ!私は話す!いいえ!いいえ!いいえ!)

海賊
Take him aloft again, matey!
(もう一度高くあげろ!)

女性
Be brave, Carlos! Don’t listen to him!
(頑張れ、カルロス! 彼の言うことを聞かないで!)

海賊
Where be Captain Jack Sparrow?
(キャプテンジャックスパロウはどこだ?)

Speak up or do you fancy a swim with Davy Jones?
(話さないなら、デイビー・ジョーンズと一緒に泳ぎたいですか?)

女性
Don’t tell him, Carlos! Don’t be chicken!
(言わないで、カルロス! 臆病者にならないで!)

井戸で拷問を受ける男性
I am no chicken! I will not talk!
(私は臆病者ではありません!私はしゃべりません!)

花嫁オークションの競売人と海賊のセリフ

競売人
What be I offered for this winsome wench?
(この女性にいくら出せる?)

Stout-hearted and corn-fed she be.
(彼女は根性があって、鼻持ちならない。)

右側の海賊
Hey! Be ya sellin’ her by the pound?
(おい! 彼女はポンドで売れるか?)

競売人
Shift yer cargo, dearie. Show ’em yer larboard side.
(女よ、体の向きを変えて、反対側も見せてやれよ。)

右側の海賊
We wants the redhead.
(赤毛の女が欲しい。)

競売人
Allay there, you forecastle swab.
(静まりなさい)

右側の海賊
The redhead. We wants the redhead.
(赤毛の女だ。赤毛の女が欲しい。)

左側の海賊
Avast there!(銃声)
(やめろ!)

競売人
And now, ya bilge rats do I hear six? Who makes it six?
(誰か6って言ったか?誰か6で買うのか?)

海賊
Six it be. Six bottles o’ rum! (笑い声)
(6だ、6本のラム酒!)

競売人
I’m not spongin’ for rum! It be gold I’m after.
(ラム酒じゃねえよ! 欲しいのは金だよ。)

Strike your colors, ya brazen wench.
(やれやれ、色を決めろ!)

No need to expose your superstructure.
(騒がしい女だ。上半身をさらけ出す必要はないぞ。)

海賊
You waiting for? C’mon now! We wants the redhead! We wants the redhead!
(待ってるぜ! さあさあ!赤毛の女が欲しい!赤毛の女が欲しい!)

左側の海賊
Quiet, ya scum.(銃声)
(静かにしろ。)

樽のジャックスパロウの場面での海賊のセリフ

Oh, it’s the treasure map for sure, and no mistake.
(ああ、これは間違いなく宝の地図です。)

And by thunder, that scoundrel Captain Jack Sparrow will never lay eyes on it—nor this here key neither, ha har.
(キャプテンジャックスパロウは決してこれに目を向けることはありません。)

Quiet! Ha har, fooled him, I did, by gum!
(静かに!ハハハハ 彼を騙したぞ。)

I tell you once, Captain Jack Sparrow you’ll never find the treasure without a look at this here map… and this lovely key to the treasure room. Hahahaha!
(1度だけ言うぞ、キャプテンジャックスパロウ、この地図を見ないと宝物は見つからないぞ。)

Easy boy. Here I be—holdin’ the treasure map, and the key as well.
(いい子だね。 私はここにいるぞ。宝物の地図と鍵も持っているぞ)

What I wouldn’t give to see the look on Captain Jack Sparrow face when he hears tell it's only me what’s got the goods, haha!
(キャプテンジャックスパロウに伝えたかったのは、これを手に入れたのは私だけだということだ。ハハハ!)

Keep still! I’m studyin’ me map!
(静かにしろ!地図を調査中だ!

古いビルでラム酒を飲む海賊のセリフ

Here, kitty, kitty, kitty! Hehehe, have a nice little tot of rum with Old Bill, eh? Hehehe…
(ほら,子猫ちゃん、子猫ちゃん! 古いビルでちょっとラム酒を飲むかい?へへへ。)

Come on, now be a nice little pussycat!
(さあ、 いい子だね。)

Oh, you be a feisty one, you be.
(ああ、これであなたは元気になるよ。)

檻と鍵の犬

Grab his tail! Go on, grab it! Don’t scare him.
(しっぽをつかめ、怖がらないで。)

There you go, dearie. Come on have a nice bone. That’s a good lad. Come on, now.
(ほらほら、こっちへ来い、いい骨があるぞ。いい子だ、 さあ、さあ。)

Oooh, steady now. Steady, steady. Here, that’s it. Take the keys off his ruddy neck.
(さあしっかり、落ち着け、それそれ、鍵をくれ)

It’s us what needs your ruddy help, not them blasted lubbers. Oh, that blasted pocket-pickin’ pirate!
(我々は助けが必要なんだ、)

Bring Old Bill them nice keys. (口笛)
(鍵をよこしなさい)

Blasted blackhearted cur!
(ひど、くそったれ!)

Here you be, Spot. How’s about a nice, juicy bone?
(美味しい骨はいかがですか?)
Over here, Spot! Over here. Now, easy boy!

(こっちこっち、いい子、いい子)
Here, give us the keys, you scrawny little beast!
(ここで鍵をくれ!)

I say grab his ears.
(耳を掴め)

Walk him over to the noose. Come on, now! Hold it higher. Higher, I say! Higher! (口笛)
(罠まで歩け。今来い!もっと高く、高くだ。)

Ugh, mangy mutt! Hit him with a soup bone!
(スープの骨をくわせてやるから!)

Here, doggy. Here, here, doggy! Nice doggy!
(犬ちゃん、こっちこっち。ほら。)

Belay that talk. We want the keys, not the mutt, you swab.
(話を信じて。鍵をください。)

Can’t you reach any further, you stub-winged bilge rat?
(これ以上、手を伸ばしても届かない。)

ジャックスパロウとインコ

ジャックスパロウ
A toast to piracy and its many shiny rewards.
(海賊行為と多く報酬に乾杯。)

As a career, what could be more rewarding? Drink up me hearties, yo ho!
(もっとやりがいのある仕事は何だろう? お願いだから一杯飲んでくれ!)

Drink up lads!There's treasure enough for all.
(若者よ飲め! みんなに十分な宝物があるな。)

I shall take this paltry sum as a stipend to cover my expenses, and a chest of jewels.
(このわずかな金は経費と宝石箱を賄うための給料として受け取るだろう。)

Drink up me hearties, yo ho!
(お願いだから飲んでくれ)

インコ
hi jack Hi Jack!
(やあ ジャック やあ ジャック)

ジャックスパロウ
Ah. My feathery friend.
(ああ、私の友人)

You have a divine singing voice.
(おまえは神聖な歌声を持っているな。)

Do help yourself to a drink.
(酒を飲みませんか?)

A small one. Drink up me hearties, yo ho!
(少しでいい、お願いだから飲んでくれ)

I humbly accept this magnificent treasure as my reward for a life of villainy, larceny, skullduggery and persnickety-nee.
(私はこの素晴らしい宝物を、悪党、窃盗といった人生に対する報酬として謙虚に受け入れるぜ。)

Drink up me hearties, yo ho!
(お願いだから飲んでくれ)

まとめ

セリフ一覧を見てもらいましたが、実はカリブの海賊のアトラクションでボートに乗っても、すべてが聞けるわけではないです。
ボートの位置と関係なく、セリフをしゃべっているので、ボートがその場面に到着したタイミングで、聞くことができるセリフが変わってくると思います。

また、アトラクション内に登場する海賊は、様々な言葉を話しますが、彼らは海賊特有の言葉やなまりが多く、英語ができる方でもなかなか聞き取れない言葉が多くあります。

ほとんどのセリフが英語で、しかもなまっている英語なので、英語が得意な人でもよく聞き取れない内容が多いと思います。
また、セリフが、YoHoの歌や犬や猫の鳴き声、効果音などと混じって聞こえてくることもあり、セリフの聞こえづらさが倍増しています。

このセリフの聞きづらさは、ウォルト・ディズニーが意図的に施した技術で、断片的に言葉が聞こえた方が、ゲストの興味をひきやすいという理由もあるのだそうです。

一度 カリブの海賊を楽しんだ後でも、このページを見てからストーリーを理解してから、もう一度 カリブの海賊に乗ってみたら2倍楽しめるかと思います。